メンタル

「楽しく稼ぐ」は誰にでもできるけれど、まだ一部の人しかやっていない

副業は800万人、起業希望者・準備者が200万人。楽しく稼ぐ手段を選ぶ人は労働人口の10%。

インターネットが世界中に広がって20年以上。

今やいたるところにキャッシュポイントがあり、個人が情報発信することも簡単になりました。

これから5G時代が本格的に広がり、さらにスマートフォンの月額利用料も減っているため、誰でもお手軽に情報発信をできる時代になっていきます。

そして、情報発信にあわせて、アフィリエイト広告を掲載したり、動画発信による広告収入を得たりすることなども手軽にできるようになるでしょう。つまり、なにか大きな投資をしたり、在庫を抱えたりすることもなく、ビジネスはローンチでき、そして、稼いでいくこともできるようになります。もちろん稼いでいる方々も既にいます。

例えば、自分が好きなこと・得意なことを探求していき、それをブログに掲載したり、動画としてYouTubeなどで発信していくことで、それらが閲覧されればされるほど収入が増えていくという仕組みが世の中にできているということは、副業でそれをやったり、起業して、ひとり社長として、そういったことを実践していくことで、誰でも稼げる時代になっているということでもあります。

ところで、ビジネスパーソンの平均年収はこの20年で下がっています。対して、物価は上がっています。さらに退職金は減っていますから、本業のほかに稼ぎを持たなくてはならない時代は来ているのです。

ただ、先ほどお話ししたように、楽しいことを突き詰めて情報発信をすることで稼げる時代がきているので、ここ最近の副業人口・起業人口は増えているはずだと思っていました。

しかし、ランサーズの調査によると、副業人口は812万人。労働人口の12%しかいません。また、起業家になりたい人・準備をしている人は2012年の中小企業白書によると、226万人です。

稼ぐための手段を得るための、副業人口が全体の10%くらい(起業希望者はもっと少ない)というのは、先に述べた平均年収の件とも組み合わせて考えると、収入が多い人の数が大きくないということを表しているのと同時に、それは国に入ってくる税金の金額の少なさにも直結してしまいます。

国全体のエネルギーが増えていかないということにつながるので、当然良い傾向ではなく、個人個人の生活を考えても、本業の仕事以外の稼ぎ口がないというのは、これもまた良い傾向ではないと思います。

また、実際仕事をしているビジネスパーソンは仕事をどうとらえているのでしょうか?

民間の調査(2021年:【仕事がつまらないと思う瞬間ランキング】男女417人アンケート調査|Biz Hitsのプレスリリース (prtimes.jp))ですが、ビジネスパーソンの80%が「仕事が楽しくない」と回答し、圧倒的理由に「変化がないとき」につまらなく感じるとあげています。

つまり、稼ぎ口を得るための手段を取れる人が労働人口の10%で、仕事に変化がなく楽しくないという方が多いのが、日本の現状であるということです。

差し迫った状況があるにもかかわらず、なぜ日本では副業・起業が増えていかないのでしょう。

ビジネスパーソンのまわりはビジネスパーソンだけ

これは統計などがないため、予想することしかできませんが、ビジネスパーソンのまわりはビジネスパーソンしかいないという状況があるからだというのが一つ。

もう一つは、義務教育で「起業家になる・副業をする」そして、「楽しく稼ぐ」を実践するということを教えられていないとういうことがあるかと思います。

さらには、企業側も副業支援制度を確立していなかったり、起業家支援などを行っている会社が少なかったりという状況ももちろんあります。

当然これらのことがかさなれば、副業・起業に関するロールモデルが少なくなってしまうのも必然です。

ただ、このままでは生きがい、収入という大切な二軸を無くした人が増え続けてしまうため、このブログでは起業した人にインタビューをとっていきたいと考えています。

※副業で稼いでいる人のインタビューも取れたら取りたいのですが会社との絡みもあるかとおもいますので、どうしても起業家がメインになります。

日本に圧倒的にたりないのは、事例です。それも孫正義さんや、スティーブ・ジョブズのような大きなスタープレーヤーではなく、今現在、ある程度の年収・年商はあるものの、日々試行錯誤しながら、ただ、楽しんで稼いでいる人たちの事例です。

それをこれでもかこれでもかとこのブログで見せていくことで、多くの人を勇気づけ、背中を押すことができたらと考えています。

ビジネス書編集者として

私は17年間、出版業界で働いています。15年間は営業、2年間は編集者という少し異例のスタイルです。しかし、本が好きであったため、前向きに働いてきました。

ビジネス書などを読んできた経験も多く、前向きに生きること、楽しく働くこと、提案をすることなどは当たり前にやってきたつもりです。

それが普通なのかと思って生きていました。ただ、ビジネス書の編集者になり、著者の先生方と話していると、日本のビジネスパーソンは能力はあるのに、自己肯定感が低かったり、会社で保守的な雰囲気が蔓延した中で、生活しているため、まずはマインドを変えることが必須などと言われることが多かったのです。

ですから、当ブログでは起業家に、いったいどういう生活をしているのか、そして、前向きに生きるってなんとなくよさそうだな、と実感していただけるような情報発信をしていきたいと思います。 ゆるく、ながく、そして「こうあるべき」ということは排して情報発信していきますので、お付き合いください。

そして、ビジネス書編集者としてできることは、そういった事例をたくさん読者の皆様に発信をすることだと考えています。無料で読者に情報発信ができるブログだからこそ、そういった事例をたくさん掲載していきたいと考えました。

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