出版

執筆は新しい出会いを生む

さて、前回は独立して20年以上たつ、芝田さんの起業ストーリーについて話していただきました。

今回は、2020年12月6日ころに発売となった、『1日1テーマ読むだけで身につく ホームページ集客大全100』に関して話していただきます。

3冊出版している芝田さんですが、昔の本の記憶をたどるのはなかなか難しいかとおもったので、直近の本の想いを聞きました!

―今回の本は、どういう思いで作りましたか?

ずばり、「ITがよくわからない一般の方に、ホームページ集客のことを知ってほしい!」という思いです。ホームページは、どんな会社でも必ず持っている世の中ですが、単なる名刺やパンフ代わりと考えている、クライアントさんが多いのです。

また、営業に使えていない会社のホームページがほとんどです。

「えっ? 会社ホームページから集客できるの?!」とよく言われるくらいなのです。

考えてみてほしいのが、SNS施策やメルマガ施策、動画の施策を行っても、リンク先をたどって、注文や資料の取り寄せをするのは、ホームページからではないでしょうか?

また、営業マンが顧客にアプローチする場合でも、取引先ということで、相手先の担当者がホームページを見ているかもしれません。

こう考えると、オンラインで常時自社を営業してくれていると考えられませんか?

ただ、確かにホームページ集客を高めたいと思っても、Webマーケターの書いた本は専門用語がたくさん使われていて、一般の方が理解できないものが多いのです。

それで、半分を図解で、キャラクターが飛び交っているものの本が、取っつきやすいかと考えました(笑)

―ありがとうございます。ちなみにというか、今一度お聞きしたいのが、誰に読んでほしいですか?

ありがとうございます。本のはじめににも少し書きましたが、改めて説明すると、

・これから起業しようと考えている方

・会社でWeb担当者になってしまった方

・中小・零細企業の経営者

に読んでほしいです。

やはり、ホームページで成果を出せれば、それに越したことはないので。

特に経営者には読んでほしい。 

実際に会社で判断を下すのは、経営者です。

経営者が「ホームページは名刺代わり」と思っているようだったら、インターネットを上手に使えず、オンライン集客は出来ないと思います。

しかし、中小企業こそ、資源が限られているので、コストを掛けず売り上げを上げることを考えなくてはなりません。

それと実は、Webデザイナーや制作業者にも読んでいただけたらなと考えています。

多くのWebデザイナーは、営業を知りません。

「クライアントのオーダー通り」にホームページを作っている状態なのです。

 

 しかし、クライアントのオーダーや、スタイリッシュなデザインのホームページが「集客のできるホームページ」になるとは限りません。

 本書ではホームページ集客のメソッドをたくさん盛り込みましたから、明日から使えるものがあるかもしれません。

 

 ITのことを良く知らない経営者も、集客のことをあまり考えなかったWebデザイナーや制作業者の方々もとても忙しい日々を過ごしていると思います。 ただ、忙しい人にもわかりやすいように書きましたので、是非ご一読ください。

―ありがとうございます。ここで芝田さんは、そもそもなぜホームページで生きていこうと決めたのか、興味がわいてきました( ´∀` ) そのあたりお聞かせいただけますか?

これで生きていこうと思ったのは、実は、ここ数年かと思います。

自分自身は先のことはあまり考えず、目の前のことに一生懸命になる性質なもので(笑)

単に、自分が得意なことで、かつ、相手の役に立てるものだから、ホームページ業界で生きていこうと決めました。

仕事はお金をいただくので、相手の役に立ってナンボ。

「自分が好きだから」という理由だけではダメですよね。

最近は「自分の好きを仕事にする」とよく目にしますが、私は「目の前の仕事を好きになる」ことも仕事だと思ってます。

その上で、幼少時代に過ごしたコンビニ店舗での経験とスキル、「変化するのが好き」というインターネットに向いてる性質、「作戦を考えるのが得意」という性格で、目の前のお客様の役に立てたので、ホームページ制作をしています。

―なるほど! 求められていることを仕事にする、でもお話を聞いて、これも幸せな起業なのだと実感しました! ここはみんな気になると思うのですが、一番読んで欲しいページはズバリどこでしょう?

それはズバリ「002 今更ホームページ?ホームページはマーケティングの基礎ツール」です。「ホームページは会社で運営しなきゃいけないもの。ただそれでは集客できない」という考えだと、ぜったいにホームページ集客なんてできないわけです。

ホームページを上手に使えば、営業パーソン以上の実績を出せたりします。

すると、営業経費を削減した上で、利益も上がる。

さらに、採用にも役立って、採用経費も落とせる。

会社のブランディングにも役立つ。

こういったさまざまなメリットを知っていないと、今のインターネット時代に生き残る会社にはなれないと思っています。

―今まで芝田さんは、3冊本を出してきました。その中で、よかったこと、苦しんだことは何ですか?

本を出して良かったことは、新しい出会いがあることです。

何より人の縁が広がることに価値を感じます。

編集者の三田さんをはじめ、周囲の協力してくれる方。

本を読んで連絡をくれる方。

本を並べてくれる店員さんなどなど。

そういった方々と会えると、本当にウキウキする出来事ばかりです♪

ただ、本を書くのは、苦しみの方が多いです(笑)。

仕事をしながら、原稿を書くのが大変! 文章自体は書き慣れている方ですが、本の原稿は、再現性がある内容を言い切らなくてはいけないので「これで大丈夫かな? 伝わるかな?」と自分の中で迷うことも多いです。

26年Web業界で生きてきた経験をまとめたものなのに、やっぱり迷ったりしますね。

さらに今回の『ホームページ集客大全100』は、図解が100個もあって、、、死ぬかと思いました。いえ数日、過労による熱中症で数日死んでました(笑)。

でも文章の他に、「こんな図解やキャラを描ける著者は他にはいない!私だけー!!」と、プライドを燃やして描きました。

そして、プライドは燃えきっちゃったので、なくなってしまいました(笑)。

いずれにしても、この本を読んでくださった方に「内容がわかりやすくて理解できた」「かわいいイラストがうれしい」とかお言葉をいただくのが、本当に嬉しいです。

―ありがとうございました! いやー、いろいろ重たいものをすみませんでした。。。

これからも販促を共に頑張っていきましょう!

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